約28万円！
| メーカー | アイシン（アイシンAW） |
|---|---|
| 勤務した工場 | 愛知県田原市田原工場 |
| 期間工として働いた期間 | 2010年3月〜2011年3月の1年間 |
目次
貯金もできず不安に思う毎日
学歴は高校卒業後、情報経理を専門学校で学び卒業しました。
卒業後は正社員として働いていましたが５年で会社が倒産し、それ以降は派遣社員という形で働いていました。
期間従業員として働く前は、生活するために日々働くといった感じで貯金もわずかしか貯められませんでした。
派遣社員という形態で働いていたため、「求職活動に充てる貯蓄も少ない状況で、今の仕事の次の契約期間の更新がなかったら、、」と思うと不安に思うところがありました。
期間工の入社祝い金と給与額はやはり大きい
期間従業員に応募したのは、グーグルで「寮付きで稼げる、寮費無料、未経験OK」など検索していた時に、期間工.jpの募集広告を見つけたのがきっかけです。
期間工.jpのホームページでは色々な車のメーカーでの仕事の募集があり、最初はひとつひとつメーカーの給料や工場の場所、作業内容、生活環境などをチェックしていきました。
ホームページの応募フォームから氏名や電話番号などの情報を入力して簡単に応募することができ、後日連絡をいただき面接日が決まりました。
ホームページでは寮の大まかな様子や、仕事、生活環境についてわかりやすく説明されていて、期間工という仕事に対してあまり不安に思う必要はないと感じました。
何より入社祝い金の額や、月々の給与面、そして生活にお金がかからないことを知り、これなら求職活動のための資金や資格取得のためのまとまった額の貯蓄を作ることができると思い応募しました。
派遣会社と相談してアドバイスがもらえた
アイシンAWは、派遣会社の担当の方と、今までの経歴などを聞いていただいたうえでアドバイスして貰って決めました。
未経験の自分にでも務まるかどうか不安に思っていることなど相談させていただいた上で、自分にあったメーカーを紹介していただけたと思います。
その間、インターネット上でもメーカー勤務の期間工の方のブログを読んだりして情報取集していました。
また週末に名古屋市まで出るのにもさほど苦労しない立地も選んだ理由の一つになりました。
アイシンは軽作業が多いので、力仕事が不安な人におすすめです！
企業選考会はパソコンを使ったWEB面接
企業選考会は派遣会社のオフィスのパソコンを使ってWEB面接という形で面接をしていただきました。
面接はまず、履歴書の経歴内容について退社の理由や仕事の内容など質問されました。
また、夜勤の経験はあるかどうか？1週間ごとの交代勤務は問題ないか、工場勤務の経験があるか？どのくらいの期間働きたいのか、働く目的などの質問がありました。
その後、簡単な漢字の読み書きのテストと計算問題のテストが制限時間付きでありました。
扱う部品が小さいから未経験でも大丈夫！
仕事内容はタグノバと呼ばれている荷台を連結して走る小さな電気自動車を立って運転して、決められた部品を工場内の各工程に運搬して配るという仕事でした。
決まった時間に配らなければならない時間制限のある仕事でしたが、扱う部品も小さいものが多かったので体への負担も少なく、工場未経験の私にも問題なくできる仕事でした。
勤務スケジュールは朝8時から夕方17時（定時）までの日勤と、22時から6時（定時）までの夜勤の２交替のスケジュールの繰り返しは、慣れるまで睡眠時間の調整などが大変でした。
残業が多い時で日勤で３時間、夜勤で1.5時間ほどあり、夜勤から日勤に変わる月曜日は睡眠不足でミスをしないように作業するのが大変でした。
食堂は毎回申請する必要がありめんどう…
寮から工場は通勤バスで30分から40分程度で、最寄りの駅は徒歩20分程度の場所にありました。
部屋は禁煙、喫煙で選ぶことができて、内装も綺麗で間取りは8畳くらいの一人部屋で、生活するための備品は揃っていたので特に苦労はありませんでした。
食堂はその日の食堂を利用するかを寮事務所で前日までに申請しなければならないのと、キャンセルができないのが少し面倒で、いつも1週間分を申請して必ず利用するようにしていました。
和気あいあいとした職場ですぐ馴染めた
職場は正社員の方や期間従業員、派遣社員の方など年齢層も幅広く働いている方たちがいて、それぞれ気があう人たちと和気あいあい仕事をしていたのでいい職場だったな、と思います。
先輩の期間従業員や派遣社員の方も丁寧にわかりやすく仕事を教えてくれて、2週間ほどで一人で仕事をこなせるようになり、職場にも馴染んでいけました。
上司も気さくな方で仕事でやりずらいことや困っていることなど気軽に相談できる方で丁寧に対応してくださいました。
休みの日も寝る時間を調節するのが大切
日勤明けの休日は休みが長いので、期間従業員や派遣社員の友人と、寮から20分ほど歩いて駅まで出て、電車で30分ほどの距離にある豊橋で飲んだりして遊んでいました。
それ以外は部屋でダラダラ過ごす時が多かったように思います。
ネットサーフィンをしたりインターネットで映画を見たり漫画読んだりして過ごしていました。
休みの日は次の勤務のための時間調整に当てることが重要なので、早めに帰宅して寝る時間を作っていました。
夜勤に慣れると生活リズムが大変なことに
期間従業員として働いてみて辛かったのは、日勤によく眠れないことです。
1週間夜勤をやると体が夜勤の生活リズムに慣れてしまい、次の週の日勤の月曜日は全く眠れないまま出勤することも１度や２度ではありませんでした。
土日で調整しようとするのですがうまくいかず月曜日は眠さとの戦い、ミスも多くなるので辛かったです。
帰宅後もすっきりと寝ることができず、数時間で起きてしまいその後も眠れず出社することが多く、日勤は水曜日くらいまで睡眠不足になることが多く大変でした。
半年で貯めた額は100万円以上！
期間従業員として働いて良かったと思えるのは、やはり短期間で目標とする金額を貯金をすることができたことです。
それほどきつくない作業で半年に100万円以上貯めることができました。
これは、寮費が１万円以下で寮の食堂で安く食事できるなど、生活にお金がかからない環境で働ける期間従業員ならではだと思います。
アイシンAWは夜勤が深夜帯で残業もたくさんあるため、割増率が高く休日出勤などもこなせば手取りで３０万円近く稼ぐことができます。
週末に散財したり、ギャンブルやお酒、タバコなどでお金を浪費しなければとにかくお金がたまります。
貯蓄を増やすことができてこれから先の将来的なことも余裕を持って考えられるようになり選択肢も増えました。
女性でも働きやすいアイシンAW
期間満了前に途中で辞めた人は私の周りにはいませんでした。
ほとんどの人が契約を延長していました。
私が配属になった部署で、作業内容が合わなくて教育期間が終わってしばらくしてもまだ仕事を覚えられなかった人がいましたが、他の部署に異動になって異動先の部署で頑張っているようでした。
アイシンAWではトランスミッションなど扱う部品が小さいので、女性の従業員の方も多く、肉体的にきつい仕事は少ないようでした。
なので仕事がきついから辞める、辞めたい、という人は見かけませんでした。
アイシンはやっぱり体力的には楽なんですね。
リゾートバイトを経験後、また期間工の世界へ
アイシンAWを1年で期間満了後は、工場ではなく楽しい仕事がしたいなと思い、住み込みでリゾートバイトをしていました。
リゾートバイトも1年ぐらいやって、次は何をしようかと考えていたときに見つけたのが、満了金がたくさんもらえる「いすゞ自動車の期間工」でした。
２社目・いすゞ自動車の体験談につづく・・・
Tomoさんが稼いだアイシンの解説記事はこちら！
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初めての期間工はアイシンから始まりました。