32万円前後!
寮費も無料
メーカー | 日産自動車 |
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勤務した工場 | 栃木県河内郡上三川町栃木工場 |
期間工として働いた期間 | 2015年10月~2016年2月の4か月 |
体力に自信がある人、黙々と仕事に取り組むのが得意な人は期間工は良い仕事だと思います。
最初の1か月は体が筋肉痛になって仕事についていけるか不安になりますが、仕事になれてきたら単純作業の繰り返しなので働きやすいとも思います。
また、配属される部署によって体力的に全く違うと思うので、そこは運と割り切ってひとまず3か月はなにがあっても乗り切るという強い気持ちで仕事に取り組めば乗り切れると思います。
仲良い人ができれば一緒に飲みにいったりもできるので新しい出会いもあって楽しいと思いますよ。
期間工の前は介護職、洋服の販売店で働く
期間工になる前は介護職をしており、早番、夜勤も行っていた為、不規則な生活をしておりました。
また、介護職は肉体労働でもありますので腰痛や感染症などで体調を崩しやすい毎日でした。
給料面でも労働量に見合っている賃金とは言い難く、不満を抱えて業務に取り組んでいました。
その後、体調を崩して介護職を退職し、洋服の販売の仕事に就きました。
夜勤が無い為、介護職の時より規則的な生活が可能になり体調も安定しました。学歴は高校卒です。
友人の友人が期間工で働いていた
期間工の仕事は、友人の友人が日産の自動車工場で働いており、以前から高時給なことや、仕事の内容について話しを聞いていて知っていました。
また、求人誌にも掲載されており、時給が高いこと、食事手当や皆勤手当などの待遇が良いのを見て応募しようと思いました。
工場の仕事はそれまでしたことが無かった為、自分には黙々と作業する方が向いているのではないか、給料も良いので一度経験してみようと決意したことも大きかったと思います。
自宅から通える日産栃木工場で働く決意をする
情報収集については求人誌を見たり、ネットで期間工員の仕事内容を調べてみたりしましたが、私の場合は自動車工場で働いている友人の友人から仕事内容や、待遇、人間関係などを聞いて情報収集したことが最も参考になったことだと思います。
なぜ日産を選んだかについては、友人の友人が働いていたことも大きいですが、日産栃木工場は自宅からも通える距離であったので、荷物を取りに行ったりなどが便利だろうと思い栃木工場を選ぶことにしました。
友人の友人から情報を仕入れ、ネットで応募する
まず最初に求人情報は、自動車工場で働いている友人の友人から求人を今出しているのかを聞きました。
そこで求人が出ていることを知ったので、次はネットで日産自動車の栃木工場を検索して、期間工員の募集ページを見て給料面や電話番号を調べました。
また、求人誌にも求人情報が載っていたので、それも見て待遇や給料面、休日などを詳しく把握して電話で応募しました。
求人誌はたまに見ていた時に、頻繁に自動車工場の期間工員を募集と載っていたので、求人誌の情報を見やすくてわかりやすかった記憶があります。
面接では志望動機、体力の自信の有無を聞かれる
企業選考会では、面接だけを行いました。
私は派遣会社を通さず、自分で日産に応募したのですが、会場に到着するとなぜか派遣会社の社員の人に面接を行う部屋に案内されました。
後から知りましたが、その派遣会社から面接に来た人も何人かいたようです。
面接の内容は、マンツーマンで行われ志望動機を聞かれ、体力には自信があるかを何度も聞かれました。
体力的にとてもきつい仕事だから3か月続かない人が多いから、なんとか3か月は続けてほしいと言われました。
面接官の人は気さくな人でした。
後は寮に住むか自宅から通うかを聞かれました。
担当は「塗装」の工程を担当
私が配属された部署は塗装で、作業内容はベルトコンベアで車体が流れてくるので、まず車体全体をエアーで風を送りホコリを取ります。
その後、車体全体を布で拭き上げます。
ベルトコンベアは流れ続けているので、速く正確に作業を行う必要がありました。
作業が遅れてしまうと、次のスプレーで塗装する工程の職員に迷惑がかかってしまうので、素早く迷惑がかからないように作業するのには1週間ほどかかりました。
一日の作業が終わると、機具の後片付けや、作業場の壁にホコリが付かないよう壁にワックスを塗る作業を行いました。
きつさは、車体全体を拭きあげるのでかがんだり台に乗って拭いたりを繰り返すので体全体を使うので全身が筋肉痛になりますし、手の指も常に動かすので指が神経痛のように痛くなりました。
勤務スケジュールは週6日出勤で日曜休みでした。
時間帯は8時から17時が定時ですが、ほとんど残業が1.2時間ありました。
寮は徒歩5分ほどの場所にあった
寮の名前は日産自動車栃木工場従業員寮です。
立地は工場の入り口徒歩5分の所にありました。通勤時間は徒歩で5分、工場内バスで8分ほどでした。
間取りはワンルームで6畳ほどで、テレビ、冷蔵庫、クローゼットは部屋に備え付けてありました。
風呂、トイレ、洗濯機は共同で使用しました。
ベッドでなく布団と枕が支給され、2週間に1度新しいシーツが支給されます。
食堂があり、メニューによりますが、格安で定食が食べられます。
部屋はお世辞にもきれいではありませんでした。古い畳の部屋という感じです。
上司も気さくで、同僚とも飲みにいく関係に
上司の班長は仕事にはとても厳しい人でしたが、休憩中は気さくに話しかけてくれるような方でした。
その他の上司の方は8名ほどいましたが、2名の方が色々と気さくに話しかけてくれました。
上司の方は班長以外は作業中に関わることはないのであまり話す機会がありませんでした。
同僚は同じ時期に入社した人が2名いて、きつい仕事な分、仲間意識が芽生えて、休憩中は一緒に昼食を取ったり、楽しく雑談をしました。
先輩で面倒見が良い先輩が1人いて、私と同僚、後輩を連れて仕事終わりに飲みに行ったりしました。
私の部署は人間関係は良いほうだったと思います。
週6勤務に慣れるまで外出はあまりしなかった
週6日勤務だったこともあり、入社当初は肉体的にかなりきつく休みの日に遊びまわるような体力はあまりなかったです。
体が仕事に慣れてきてからは、大型商業施設に買い物に出かけたり、温泉に行ったり居酒屋に飲みに行ったりと外出する機会も増えました。
また、寮は風呂が共同なので、1人で入浴したい気持ちが強くなり、よく自宅に帰って入浴していました。
体力的にきついので、1日寝てることも多かったです。
午後まで寝て夜に、外食だけしに出かけるというパターンも多々ありました。
つらかったことは、1番は週6日勤務だったことです。
休みが週に1日しかないのは、リフレッシュできませんし疲れも中々取れませんでした。
また、肉体労働ですので1時間残業があるだけで体力の消費が激しいです。
週6日で定時で帰れるか、もしくは週5日勤務で残業があるかのどちらかならまだ体調コントロールもできるのですが、週6日で毎日ほぼ残業というのはさすがに働きすぎて、冬場は体調を崩すこともありました。
ですので、満足できなかったことは、休みが少ないということです。
肉体労働で精神的にもタフになった
よかったことはいくつかありますが、日頃から自分も使用しますし、生活必需品になっている自動車を作る過程に携われた経験というのは今後の人生にプラスになるなと思えたことです。
また、かなりの肉体労働で週6日の激務だったので、それを乗り越えて契約満了できたことも自信につながりました。
あの期間工の肉体労働に比べたら今の仕事は楽だなと思えることは、精神的にもタフになりましたし、貴重な経験だと思います。
また、給料は高時給ですし、食事手当も支給されて食堂で色々なメニューを食べれたことは良かったなと感じます。
私の部署はでしたが、同僚と友人になれましたし、先輩とも飲みにいけたりして、そういった出会いやつながりが出来たことはとても良かったです。
肉体的なきつさ、人間関係で辞めていく人が
契約満了前に辞めた人は何人かいました。
理由は、健康診断でドクターストップがかかって退職した人がいました。
また、配属された部署によって仕事内容やきつさが全く違うので、肉体的についていけなくて退職した人もいました。
上下関係はしっかりしている職場なので、配属された部署によっては、人間関係に馴染めずに退職した人もいます。
前向きな理由としてはほかの会社に就職が決まって退職した人もいました。
本当に配属された部署によって続けられるかが変わってくると思います。
期間工満了後は別業界へ
期間工で働きながら、ネットで求人情報を見ていたりして、次の仕事を探していました。期間工の契約満了後は自動車工場とは関係ない会社に入社しました。
期間工で働いている最中は、体力的にも時間的にもなかなか他社の面接に行ったりというのは難しいので期間工の仕事が契約満了となってから探すことになるのだろうなと思います。
期間工は繁忙期は良いのですが、もしも仕事が少なくなるといつ契約が切れるかわからないと思うので、正社員を目指す人以外は、次の仕事も探していないと不安だと感じます。
cocoさんが稼いだ日産の解説記事はこちら!
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栃木工場は日産の中でマイナーですが、それでも毎月30万以上稼がれています。