約32万円!
寮費も無料
メーカー | トヨタ自動車 |
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勤務した工場 | 愛知県豊田市高岡工場 |
期間工として働いた期間 | 2015年5月〜2016年10月の1年6か月間 |
派遣会社を通すだけで40万円もらえる!
アイシンAWで1年、いすゞで1年働いた経験で自信がついたので、稼げるけどキツいという噂のトヨタ期間工で稼ぐことにしました。
1年ぐらい働けば100万円以上の貯金を作れるし、将来的にお金が必要だと考え働こうと考えました。
派遣会社を通して応募すると入社祝い金が40万円ほどもらえると言うことも知っていたので、それも応募の大きな理由の1つになりました。
トヨタ自動車については、期間工の仕事についてまとめてあるウェブサイトやブログを読んで情報を集めました。
経験者がたくさんいるので、参考になる情報もたくさんありましたね。
トヨタ自動車の工場は愛知県内に11カ所ほどあり、その中で工場は自分の意思では選べませんが、愛知県内の生活にそんなに不便を感じないだろうと考えをすることにしました。
仕事はものすごく大変だと聞いていましたが、はじめは3ヶ月からの期間で働けるので、まずは3ヶ月だけ頑張ってみようと思いました。
派遣会社は、以前と同様に期間工.jpの派遣会社でした。
担当者の方は親身に対応してくれて、面接のコツや当日の服装、履歴書の書き方など詳しく教えてもらえました。
面接では職務経歴から聞かれることに
企業選考会の会場は貸し会議室で、集団面接としての形で行われました。
面接はまず職務経歴の詳しい内容について聞かれました。
自己都合退社の理由や業務内容について詳しく聞かれたり、
- 工場の操業経験や夜勤の経験はあるか
- スポーツの経験はあるか
- 体を動かすのは好きか
などの質問や、今までに大きな病気をしたしたことがないかなど聞かれました。
トヨタ自動車の仕事は決して楽ではないが期間満了までの期間をやり通す自信はあるか、どのくらいの期間働きたいかも聞かれました。
新しい車種ができると作業工程も変わって大変
配属された仕事は、組立ラインに部品を供給する仕事でした。
台車を押して歩いて部品の並んだ棚の中から、ボルトや細かな部品を決められた数を仕切りのある箱の中に入れていく。
そして、全て入れ終えたら指定の場所に箱を流し、新しい箱をとって部品を入れ始めるということを繰り返す仕事です。
組立ラインがライン停止しないように、規定の時間でボルトの本数や機種ごとに変わる部品を間違いがないように用意して、次の工程に流していくのですが、種類がたくさんあって間違えないようにするのがとても大変でした。
新しい車種を作ったりするときには工程の変更があって何度も覚え直すのが大変でした。
また1日中工程内を歩きまわる仕事だったので慣れるまで足がパンパンになるのが大変なところでした。
寮の目の前にはバス停があり楽チン
私はレジデンス高岡という、13階建のもともとは社員寮だった所に入寮しました。
通勤バスは寮の目の前のバス停から出ていたので雨の日でもさほど苦労しない距離でした。工場まではバスに乗り20分ほどで着きます。
ただ、寮の中には食堂がなかったので、一旦外に出て向かいの寮の中にある食堂で食べていました。
部屋は隣の物音など特に気になるようなところはなかったので快適に過ごすことができました。設備はエアコン、テレビ、テーブル、ポットなど必要なものは全て揃っていて生活に不便はありませんでした。
トヨタは忘年会や工場祭など行事がたくさん
職場は年上の方が多く持ち場ごとに独立していたので、特に仕事上ではあまり関わることがなかったところが良かったと思います。
グループリーダーやチームリーダーの方も気さくで話しやすい方たちだったので困ったことや、やりにくいことをすぐに相談できるような方達だったので働きやすい環境でした。
組の忘年会や工場祭などいろいろな行事にも誘ってもらったり、仕事帰りにご飯に連れて行ってもらったりと在職中は楽しく過ごす事ができました。
車の持ち込みは1年以上働いてから
休日はバスで最寄りの駅まで出て、期間工の友人達と名古屋まで出て遊んでいました。
トヨタ自動車の他の工場の友人と寮が一緒だったので、寮の食堂で飲んだり、寮の周りに数件ある居酒屋などで飲んだりしてました。
近くにある商業施設の刈谷ハイウェイオアシスにある温泉で疲れを癒したり、施設内の飲食店でご飯を食べたりなど、近隣の施設でも色々と楽しむことができました。
1年働くと車の持ち込みができるようになるので、遠出して遊ぶこともできるようになりました。
生産台数が増えると残業も増えることに
トヨタ自動車の期間従業員として働いて特に大変だったのは、生産台数が増えて残業がたくさんあったことです。
仕事中は細かい部品の本数等ミスをしないように集中して一つ一つ作業をこなさなければならないので、残業になると集中力が切れミスが増えてしまうところが大変なところでした。
トヨタ自動車では期間従業員も書物や提案などの提出物、交通事故や作業中の安全に対するミーティングなどを残業時間で行うため、ライン残業が多くなると大変でした
無料で資格を取らせてくれることも
トヨタ自動車で期間従業員として働いて良かった事は、給料面の待遇がとても良かったことだと思います。
残業を含めると月々手取りで25万円程度もらえ、満了慰労金を6ヶ月毎にで35万円ほどもらえ、さらに勤続年数が増えるに従って日給と満了慰労金の支給額が増えていきます。
勤続年数が多いと、再入社するときにも10万円単位で手当がたくさんつきます。
また、期間満了後も就職活動のためという理由で1ヵ月ほど寮に入ることができて、その間も寮費は無料です。
余裕を持って次の仕事を探すことができたり、1年6ヶ月以上働くと退職後にフォークリフトや玉掛けの免許も無料で取らせてもらえます。
そういった待遇が手厚いのもトヨタ自動車の良いところだと思いました。
期間工を続けるなら、フォークリフトの資格があると、その後の採用も有利だし、楽な工程に配属されやすいのでおすすめです。
遅刻や欠勤にとても厳しいトヨタ自動車
自分の周りで期間満了前に止めた人はいませんでしたが、与えられた工程の仕事が作業時間内に間に合わず独り立ちできない人は、3ヶ月後の契約更新ができなくてやめていった人はいました。
最初の3ヶ月で2回欠勤してしまった人も、3ヶ月後の契約更新ができずに退社となってしまいました。
トヨタ自動車はこの辺が厳しくて、遅刻や欠勤があると契約更新ができない場合があるので、遅刻や当日連絡の欠勤など特に気をつけなければならないと思いました。
満了後の3ヶ月も15万もらえて嬉しい
トヨタ自動車の期間従業員の仕事を辞めた後は、寮で1ヶ月ほど就職先を探していましたが希望に合うところが見つからなかったため、地元に戻って雇用保険をもらいながら就職活動していました。
期間従業員の仕事期間満了後は、待機期間なしで失業保険が毎月15万円程度もらえるので、受給期間の3カ月間はゆっくりと仕事を探していました。
派遣社員として時給1300円のコールセンターで1年ぐらい働いていましたが、もっとお金を貯めたいと思い、本田技研で期間工をすることにしました。
4社目・本田技研工業の体験談につづく・・・
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