22万円!
寮費も無料
メーカー | オートワークス京都 |
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勤務した工場 | 京都府宇治市本社工場 |
期間工として働いた期間 | 2016年12月〜2017年2月の3か月 |
肉体的にもかなりきついものがあると思いますが、誠実に仕事をしていれば必ず見てくれている人が居て、優しく気を遣ってくださると思います。
自動車が好きな方や電動ドライバーを用いた仕事を目指して行くなら必ずステップアップになるような内容で勉強することができます。
重要なのは面接時の段階でどれだけ横のつながりを増やしておくかだと痛感しました。
早い時点で会話できる人を作っておかないと時間が空くと難しいのでなるべくコミュニケーションは積極的に行った方がよいと思います。
田舎は仕事があまりなく、貯金もできなかった
期間工を始める前は丁度バイト等もなく無職の時期を3ヶ月ほど続けておりました。
学歴については普通科高校卒業、大学中退です。
フリーター、派遣社員として仕事を点々とし、安定した生活とはほど遠い環境での暮らしでした。
実家が四国の田舎ということもあり仕事があまりなく、どれも住み込みのバイトや派遣先で各地を渡り歩く、という仕事の形態をとっておりました。そのためなかなか貯金することも難しく、生きるために稼ぐ、といったことが目的となっていました。
住み込みでしっかり稼げる仕事を探した
何か住み込みができる仕事でしっかりと稼ぐことができる、また実務的な能力のスキルアップができて職人向きな仕事がないか探していたところ、人材関係の仕事をしている友人から期間工という職種を紹介していただきました。
かなり体力的にきつい労働環境ということも噂で聴いておりましたが、怠けた自分に鞭を打つという意味合いでも挑戦してみようと応募したのがきっかけです。
名称自体は聴いたことがあったため抵抗なくやってみようと思えました。
メーカーは土地勘がある場所で大手の会社を選択
大学が当該勤務地の京都府であったため土地勘があったことが最大の決め手として勤務地を決定しました。
メーカーとしては特にこだわりがなかったものの、やはり大手の方が安心だという思いで、日産の子会社を選びました。
選択肢も少なかったため特に迷うことなく即決し、また紹介して頂いた友人も勤務地からかなり近くに居住していたことも影響しています。
ウェブ上で当該会社の情報や職種については事前に収集しました。
基本的には人材に詳しい友人からの情報が役立ちました。
「期間工.jp」は連絡体制もしっかりしていて安心
期間工.jpから希望にマッチする勤務地や候補を選んで応募しました。
応募から連絡はスムーズで、アウトソーシングという仲介派遣会社が事前面接という形で喫茶店にて本面接への注意点や履歴書の書き方の添削などご教授頂きました。
以降から面接までのアウトソーシングのサポートは連絡体制もしっかりとしており、安心して取り組むことができました。スタッフの物腰も柔らかく、場慣れしている感じで緊張も和らげることができました。
面接は体力についての質問がキーポイント
面接ではまず体力面についての質問がキーとなっており、スポーツ経験があるかどうかと、現在の体力について自信があるかどうかが問われました。
15人程度の参加者がおり、服装はスーツが受かりやすいなどのコツも聴いていたためスーツ参加しましたが私服の参加者が多かったです。
また電動ドライバーの経験があるかないかも重用視されていたと思います。
面接後実技テストのような形で板にビスを打ち込む試験がありました。
スムーズに出来る参加者は居なかったですがあからさまに出来ない人は落とされていました。
かなりの体力を必要とする作業だが、充実感は得れた
基本的にはマイクロバスのシート工程を担当しました。
体力や年齢なども考慮した上で部署分けがされていましたが、最も他の部署から離れた孤独な場所でした。
最初は1日8時間で4台をくみ上げるスケジュールで2時間に1台の単位でシートの運搬を中心に行いました。
掃除も多く、かなりの握力を必要としましたがコツを掴めば慣れてきました。
1ヶ月を過ぎた辺りで残業1時間が追加され、組み上げる台数も1日9台と倍以上に増えました。
とにかく電動ドライバーをずっと握り、手で車の重いシートを運ぶ工程もあったため汗だくになりながらの作業でした。
ドライバーでボルトを打ち込むのがコツが必要で慣れるまでにかなり時間がかかりました。
覚えることも多かったですし筋肉痛にもなりますがそれなりに充実感を得ることができたため特別きついと感じることはなかったです。
寮は快適で立地も便利で嬉しい
寮は職場から徒歩15分のレオネクスト若文を用意して頂けました。
築年数も新しくかなりきれいで、6帖以上あったため広々と使えました。
洗濯機やシャワー風呂、IHや冷蔵庫、冷暖房、インターネットなども完備されており快適でした。
立地としてはコンビニ徒歩10分の閑静な住宅街にあり、歴史を感じるような古風な周辺環境でした。
最寄り駅までも徒歩15分で周辺にスーパーもあったため不自由することはなく、繁華街までも電車で30分で向かえるため便利でした。
社員同士の間に入っていく隙はなかった
上司についてはガテン系のいかにも職人という感じの短気な人が多かったです。
基本的には優しいですが忙しくなると怒るなどもありました。
同僚については他の部署と離れた場所だったため会話がほとんどなかったです。同時期に面接を受けていた数名とは仕事後にたまたま会った時に喋る仲でした。
女性が少ない職場だったため恋愛関係はありませんでした。
昼食は食堂でしたが基本的はずっと一人で食べていました。
社員同士ですでにコミュニティーが形成されており短期社員の入っていくような隙がなかったです。
休日は疲労回復のための生活スタイル
休日は基本的に寮で過ごしました。
テレビを見たり携帯ゲームをしたりお風呂に長く入ったり、時々近所を散歩してみるなどです。
横のつながりが薄かったため、ずっと一人で暇つぶしをしていた感じです。
年末年始に長期の連休があったので京都市内の繁華街へ出かけたりしましたが、連休明けは休日出勤も多く、休日は基本的に疲労回復に注視した生活スタイルを心がけていました。
近くに観光できる場所が少ない工業地帯だったこともあります。
断りにくい休日出勤がストレスに
職場で一人きりという状況が味方がいないような状況でつらかったです。
寮で一人は余計な人間関係に悩ませることもなかったので平気でしたが、常に孤独感はありました。
また休日出勤が多かったことが不満でした。
週休2日ということで体力を保っていたところもあったので1日休みが減るだけでもかなりのストレスになりました。
休日出勤については断ることもできるのですが誰も断らないため半強制参加のようになっており、職場での立場を気にして断りにくくしてたことも一因だと思います。
肉体的にハードな職場で働き自信につながった
毎日を充実して過ごすことができたのがよかったです。
絶え間なく肉体を動かすことで汗を流してしっかり働いてる実感もあり、給料も見合うものでした。
早朝から出勤で夕方には終了する日勤制で規則正しい生活を送ることができたので健康的であったこともよかったです。
また自動車の構造に対する知識や電動ドライバーを主とした工具の扱いにも慣れることができたため、今後のスキルとしても活かせるような職種だったと思います。
短期で集中して仕事をこなしていくことで残り日数に向けてのモチベーションも保ちやすく、しっかり稼ぐことができたこともよかったです。
肉体的に最もハードだといわれるような環境でもあるため自信になり、今後どのような仕事をしてもあの頃より楽だという意識で取り組めそうです。
厳しい上司や作業スピードに慣れず辞める人も
10人ほどの採用でしたが、7人くらいは2週間以内に辞めていました。
部署によって当たる上司がかなり厳しかったり、ライン作業のスピードについて行けなかったなどが原因だと思います。
会社側が2週間で継続させるか辞職させるかの判断をする、といった試験雇用のような状態で推移していたためそのタイミングで辞めた人も多かったと思います。
また教わっていないことを勝手に判断して作業すると怒られることもあるため、コミュニケーション不足が理由にもあると思います。
終了後は疲労感から1ヶ月無職に
終了後は紹介を頂いたアウトソーシングから次の紹介もしてくださるとのことでしたが、少しゆっくり休みたいこともあって無職となりました。
肉体的にも精神的にもかなり疲労していたため実家に戻り、抜け殻のような状態で1か月ほどを過ごしました。
なかなかハードだったという実感が湧いてきたのもこの頃で、終わってしばらくしても腕周りの筋肉痛があり、次の仕事へと向かう意識が芽生えませんでした。
そこからしばらくしてリゾートバイトなどの楽な職種を選択しました。
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