27万円！
| メーカー | 豊田自動織機 |
|---|---|
| 勤務した工場 | 愛知県大府市長草工場 |
| 期間工として働いた期間 | 2014年1月〜2015年1月の1年間 |
期間工は、単純作業でつらいこともあります。
けれども目標をしっかり持ち、将来に向けて頑張れる環境でもあるとおもいます。
まず、期間工のメリットとしてキチンと節制すれば貯金ができるということがあります。
いま借金で苦しんでいる人や、貯金がなくて無職でこの先どうしようと悩んでいる方などは、期間工を一定期間我慢してやり遂げれば、借金を返したり、貯金を作ったりして、自分の余裕を持つことが、できると思います。是非頑張ってください。
目次
期間工の前は、工場や介護職をしていた
期間工になる前の職歴は、いちばん長い職種として、光ファイバーの組み立て工場で光ファイバーの加工、組み立て、検査をしていました。
光ファイバーの工場では会社の寮に入っており、電車で通勤していました。 光ファイバー組み立て工場を辞めた後は、友達と２人で暮らしながら、マクドナルドのアルバイトを１年ほどしておりました。
マクドナルドでは半年ほどアルバイトマネージャーとして勤務しておりました。 その後は、介護の仕事などをしていました。
期間工の寮や給料に魅力を感じた
期間工という仕事はインターネットの広告で知り、その時は無職で、ほとんどまったくと言っていいほど貯金がありませんでした。
期間工をやろうと思った動機は、まず第一に貯金ができそうだからやろうと思いました。住む場所も寮があり、寮費もほとんどかからなく、給料も前職よりも良かったため、貯金のために志望しました。
また、製造業の仕事をしていたため、「トヨタ生産方式」の本を読むなどして興味があり、それも学べると思い、志望しました。
トヨタ自動車の親会社は安心できる
豊田自動織機の求人はインターネットや求人誌等で知りました。そして、実際に人材派遣、紹介会社に行き、詳しい情報を得ました。
勤務地については、特にこだわりはありませんでしたが、愛知県というトヨタ自動車を筆頭に製造業がひしめく場所で働いたほうが、今後の選択肢も増えるのではないかと思い、愛知県を選びました。
メーカーに関しては、昔、トヨタ自動車の親会社でもあった豊田自動織機に信頼感があり、志望しました。
他社との比較はせずに応募
期間工の情報収集については、さまざまな求人情報誌を読みました。その際、インターネットでスキルや経験不問の求人等を検索しました。
求人誌は、「タウンワーク」をみて求人情報が載っていることを確認しました。 また、インターネット版のタウンワークにも求人情報がのっていました。
応募は、人材派遣、紹介会社に直接電話をかけて、採用担当者と面談を行い、過去の職歴などを聞かれ応募いたしました。
その他の期間工とはあまり比較して応募はしませんでした。
企業選考会は簡単な面談ばかり
企業選考会では、まず人材紹介会社の面談があり、その後、現地にてメーカーの採用面接がありました。メーカーの採用面接は、応募者２人に対して、面接官も２人でした。
面接では、今までの職歴、経験等を聞かれました。
「今何か運動をしているか？」と聞かれたため、「家の近くを３，４キロほど走っています。」と答えたところ「３，４キロ走るのにどのくらいの時間がかかるの？」か聞かれたため、「２、３０分ほどかかります。」と答えました。
勤務時間は朝番と遅番の交互
勤務時間についてですが、朝６：１５分から昼の１５：３０分までの勤務が朝番と呼ばれ、それを基本的に月曜日から金曜日まで１週間繰り返します。
そのあと今度は定時が、夕方の１６：３０分から夜の深夜１時ごろまでの夜の勤務が１週間続き、それが終わると、また朝の勤務になるという繰り返しでした。
残業は、朝・昼勤務の時には最長１時間しかありませんでしたが、夕・夜勤務の時には忙しいときで２時間以上残業になる時がありました。
作業内容は、５キロほどの重さで両手で持つ部品を、機械にセットし、機械のスイッチを入れ機械が加工した部品が良品か不良品かを目視でチェックするものです。
良品ならまた次の機械にセットし、次の工程へ渡すといった作業でした。
大浴場のサウナがキレイでよく利用した
寮は愛知県の碧南市の海の近くにあるところでした。寮の名前は鷲塚寮といい、とてもきれいで、２階には食堂がありそこでみんなご飯を食べていました。
お風呂は部屋にはなく、共同の大浴場がありました。 大浴場には大きなお風呂が２つあり、体を洗う椅子シャワーなども２０個以上はあったかと思います。
また、大浴場にはサウナがあり、とても奇麗に管理されておりよく利用していました。 へやの間取りは４人で１つのトイレ洗面台、洗濯機などを使い、その中でまたそれぞれ一部屋ずつありました。
無視をする社員がいて嫌な思いをした
職場の一班の人数は１５人ほどで、組長（組の１番の責任者）が一人いて、その下に４人の班長がいました。
正社員が１０名ほどで期間工が５名ほどと、４月から７月にかけては正社員の研修生が４人いました。
性別は私の班には女性はまったくいなく、全員男性でした。
人間関係としては、期間工で、私の言った言葉に腹を立てたのか怒り出し大声で怒鳴ってくる人がいてとても辟易しました。社員の人は基本的にはいい人たちでしたが、無視する人もいました。
休日は地域の無料バスで名古屋駅へ
休日は基本的に疲れて、部屋で横になっていることが多かったです。
たまに駅まで３０分かけて徒歩で歩いていくか、地域の無料バスにのって駅まで出かけ、電車に乗って名古屋駅に遊びに行ったりしました。
また、電車でドンキホーテまで買い物に行ったり、近くの美容室まで髪を切りに行ったりしました。 私は本が好きなので、市の図書館に行き、本を読んだり、ビデオを見たりすることも多かったです。
後は、大浴場のサウナに入ったりしました。
仕事の影響で指が痛くなるのが辛い
働いて一番つらかったことは、人間関係でした。
自分に対して怒ってくる人がいて、その人とコミュニケーションをとるのが苦痛でした。
また、期間工を見下してくる正社員の人もいて、それも嫌でした。
仕事面では、部品をもつとき強く握りすぎたために、指の付け根が痛くなり、その影響で仕事ができなくなった日もあったのでつらかったです。
また、思った以上に稼ぎが少なく、貯金が思うようにできませんでした。 あと、通勤時間が長いのが嫌でした。
工場内に筋トレ室があって嬉しい
期間工として働いて良かったことは、まず思うようにはたまりせんでしたが、貯金ができたことです。
貯金は、１年で２００万円を目標にしていましたが、実際は１５０万円くらいしかできませんでした。 ただ、今までの人生の中で一番貯金ができたので良かったです。
それから、今でも連絡を取り合う友達ができたことも良かったです。 その友達に限らず、いろんな人と友達になれてよかったと思います。
また、工場には小さいですが筋肉トレーニング室があり、そこで筋肉トレーニングをして筋肉がついたことも良かったです。
またその筋肉トレーニングをつうじて数人の人と知り合いになり、いろいろと教えていただいたり、仲良くなれたことも良かったです。
心の病気で辞めていく人もいた
私がいる間に、契約期間満了前に自己都合退職した人は１名いました。
その人は、私から見ていて、ある工程に最初に配属されましたが、その工程では作業についていくことができず、違う工程に回されていました。
しかし、その新しく配属された工程でも、最初は仕事についていくことができず、体を痛めたりして、みんなが残業している中、私と２人で定時で帰っていることもありました。
最後に辞める際、本人は辞める理由を「心の病気」と言っていたため、精神疾患かあるいは精神的にまいってしまったのかと思います。
満了後は違うメーカーの期間工へ
期間工の後、次はまた別の会社の期間工となりました。
ただ、その会社の期間工の仕事は自分にはつらくできなかったため１週間ほどでやめました。 そして、また違うメーカーの期間工となりました。
そのメーカーでは５カ月ほど働きましたが、仕事の内容が増えたため、自分にはのキャパシティを超えてしまい、また同僚との人間関係も、良くなかった為、退職しました。
その次の仕事も、違うメーカーの期間工をして、そのメーカーでは半年ほど勤務しました。
豊田自動織機が一番長く続いたということなので、仕事が比較的楽で働きやすいのは間違いなさそうです。
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