期間工を辞めた後、みんなどうしてる?その後の人生をまとめてみた

満了を迎えた期間工
元期間工
ケンタ
期間工は全国各地で大量に募集しており、多くの人が期間工として赴任して来ますが、その分多くの人が契約を満了し退職していきます。

期間工に興味はあるが、期間工を辞めた後、その後の人生はどうなるのか不安になる人もいると思います。期間工はただの使い捨てというふうに思っている人もいるかもしれません。

この記事では期間工として働き、契約を満了して辞めた人がどのような人生を送っているか、様々なケースを紹介してみたいと思います。

借金を返済して、正社員での就職を目指す人

充実した生活を送る元期間工

元々、地元で正社員としての就職を目指していたが、自動車ローンや奨学金、消費者金融等の借金を早く返済したいと考えていたAさん。地元で正社員になったとしても、最初は見習いとして働くことになるので、月収も低く借金の返済が中々終わらないのではないかということに気が付きます。

そんな時、期間工を募集しているホームページを偶然見つけて訪問してみました。期間工は就業してすぐに高収入を得ることができますので、そこに目を付けて期間工として働き始めることにしました。

できるだけ速く借金を返すために、日々節約をしながら生活していたAさん。期間工として働き始めて1年で契約満了退社し、約200万円ほどあった借金をほとんど返済することができました。

その後、Aさんは地元に帰って無事に正社員として就職し、見習いとして働きながらキャリアアップを目指しています。正社員となったことで生活基盤も安定し始めました。学生時代から付き合っていた地元の女性と結婚をし、2人の子供を育てながら幸せな毎日を過ごしています。

貯めたお金で独立・開業する人

料理の専門学校を卒業し、飲食店で料理人として働いていたBさん。Bさんは早い段階での独立を目指し、日々料理の修行を積んでいました。その後、飲食店を開業したいと思いましたが、開業資金を準備することができませんでした。料理の腕には自信のあるBさんでしたが、若いBさんは銀行や投資家から融資を受けることが難しくなってしまうということが現実です。

飲食店の開業資金を自分で貯めるため、Bさんは期間工として働くことを決意します。料理人だったBさんは、意外とコツコツ仕事をする期間工の仕事にも向いており、職場にすぐに馴染むことができました。

期間工として2年半の勤務を終え、約500万円の開業資金を手にしたBさんは念願だった飲食店開業の夢を実現しました。その際に、期間工時代に知り合った仲間がお祝いに駆け付けてれて、感動のあまりつい泣いてしまったと話すBさん。現在、その店は大繁盛し近々2号店をオープンする予定です。

コツコツ勉強して資格を取る人

期間工の仕事は休日が多く、決まった時間に帰宅することができるため自分の自由な時間が確保しやすいことも特徴です。遊びに行くこともできますが、その自分の自由な時間を有効活用して、コツコツと勉強し資格を取るような人もいます。

Cさんは、期間工として働きながら、難関国家資格である司法書士の資格取得を目指しコツコツと地道に勉強していました。仕事がある日は3時間、休みの日は8時間の猛勉強を毎日重ねていました。

期間工の仕事と両立しながら真面目に勉強を続けていたCさんは見事に司法書士試験に合格し、現在は司法書士として地域の法律実務に携わっています。期間工の経験があるということをお客さんに話すと驚かれることも多く、話のネタにもなっていて助かるというCさん。期間工時代にしっかりと貯金をすることもできましたので、司法書士としての就職活動では、経済的な余裕を持って望むことができました。

期間工より楽な工場勤務をはじめる人

自動車期間工の中でも、一番きつい工程といわれる車両組み付けに従事していたDさん。最初は、製造ラインのスピードについて行けず慣れるまで苦労をしました。

それでも努力を怠らずに粘り強く仕事に向き合ってきたDさんは、期間工を1年で満了退社した後、電子部品を製造している工場に就職します。そこの工場では、月収やボーナス等の待遇面では期間工時代には及ばないものの、交代勤務もなく冷暖房が完備されており、期間工として働いていた職場よりも身体的に楽な工場勤務となっています。

期間工として頑張った経験があったからこその採用となっていますし、身体への負担が大きく減りました。期間工の仕事を続けていくことに、あまり自信がなかったDさんでしたが1年間頑張った後に、長く働ける良い職場を見つけることができました。面接の際には、期間工の経験があるということが評価されました。

現在では、職場のチームリーダーとして責任のあるポジションを任されています。期間工として働いたことは良い経験になり、今の仕事にもとても役に立っているとDさんは話しています。

期間工からそのまま正社員登用される人

優秀な期間工は、本人の希望と職場の上司の推薦により社員登用試験を受けることができるようになります。その後、社員登用試験に合格することができれば、晴れて期間工から正社員になることができるのです。

期間工から正社員に登用されたEさんの場合、正社員になることで安定して働くことが可能となりました。期間工から正社員になると手取りの給料が下がる場合があります。しかし、それは期間工が正社員と比べて安定しておらず、いつ解雇ということになってもおかしくないので、給与が高めに設定されているためです。

正社員になると年功序列で、長く勤めていれば期間工時代の給料にはすぐに追いつき、追い越すこととなるでしょう。また、現場の責任者や管理職を目指すこともできるようになります。Eさんは正社員となって、期間工時代よりも覚えなければいけないことや、やらなければならない仕事がたくさん増えて大変にはなりましたが、やりがいを感じており面白い仕事ができていると実感しています。

Eさんが働いている職場の班長は元期間工から社員になったという方です。Eさんの職場の班長は、仕事が良くできる上に、人望も厚く同じグループの部下からも慕われている存在です。Eさんは上司であるこの班長を目標にしながら、将来的に自分も現場の責任者になることを目指して、日々仕事に励んでいます。

他のメーカーで期間工を続ける人も

期間工を満了退社した後、他のメーカーで期間工を続ける人もいます。Fさんは、自動車工場の期間工から別の自動車工場の期間工になりました。

会社によってルールは違いますが期間工としての経験は他の工場の期間工でも潰しが効きますので、すぐに職場に馴染むことができます。実はFさんは、様々なメーカーの期間工を渡り歩いています。期間工という仕事は、好きな時に始められて好きな時に辞められるので都合が良いとのことです。Fさんは期間工として働いてお金を貯めた後、海外を放浪しながらボランティア活動を続けています。Fさんは、海外を放浪しながらボランティア活動をしていると様々な文化の人との出会いがあり、人生の見聞が広がって楽しいと語っています。

たくさん稼げる分、税金の請求にご注意

国税庁の地図

期間工を辞める時に気をつけなければならないことは、税金や保険料のことです。

期間工は高収入であるため、税金や保険料が高くなってしまいます。住民税は1年遅れで請求されるため、期間工を辞めた後から請求が来ますし、保険料も国民健康保険に入る場合は前年の所得に準ずるため高くなってしまいます。健康保険の任意加入をする場合でも、事業者負担分に当たる部分も支払わなければならなくなる点に注意が必要です。

期間工は、全国各地から様々な人が来ますので、期間工を辞めた後も様々な人生が待っています。一つ言えることとして、期間工を辞めた後に路頭に迷うといったケースはほとんどありません。就職する人や夢を実現する人、自由な人生を歩む人等、期間工を辞めた後は新たな人生が幕を開けていくのです。

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