タトゥーがあると期間工に採用されない?ホンダならOK

タトゥーを入れている中年男性
元期間工ケンタ

タトゥーが入っている人は就職活動時に不利になったり、会社によっては入社後に解雇されてしまうような事がありますよね。これから期間工として働きたいという方でタトゥーを入れており、採用されるかどうか不安になっている人もいると思います。

この記事では、期間工採用でタトゥーが入っている人は実際に不利になってしまうのか、不利になってしまう場合にタトゥーが入っている人でも採用してくれるような会社はあるのかについて解説していきます。


期間工採用でタトゥーがあるのは不利

期間工採用では、タトゥーが入っている人は残念ながらタトゥーが入っていない人よりも採用されにくくなってしまいます。期間工として働く上でタトゥーが入っているということは、第一印象も好ましいものではなく、採用の際にはマイナスポイントにしかなりません。

会社によってはタトゥーを入れることそのものを禁止しており、入社後にタトゥーを入れたことが会社にバレた時に解雇されてしまうというケースもあります。

自動車業界では、トヨタや日産等では社内規律が特に厳しいためタトゥーは全面禁止とされており、そのような会社ではタトゥーが入っている人は期間工として採用される可能性が非常に低くなってしまうでしょう。期間工採用でタトゥーが入っている人は、それだけでかなり不利になってしまいます。

タトゥーがあると不採用となる理由

なぜ、タトゥーがあるとなぜ不採用にしてしまう会社があるのでしょうか。タトゥーが入っている人は一般的にあまり良いイメージを持たれておらず、会社内外で問題行動を起こしてしまう可能性があると見られているからです。

日本では、海外のようにタトゥーに対して寛容な文化はまだできていません。若気の至りや軽いファッション感覚のような気持ちでタトゥーを入れていたとしても、反社会勢力の人間と同じような印象を与えてしまうのです。

また、タトゥーが入っている人が会社を出入りすることで、企業イメージにも悪影響を与えてしまう場合もあります。総じてタトゥーが入っている人を採用することは、リスクが高いとみなされて敬遠されてしまうのです。

反社会勢力の人間と判断される

基本的に、反社会勢力と判断されるような人間は反社会勢力撲滅の観点から、一般の企業からはまず採用されません。期間工も直接雇用で正社員登用の可能性がある職種ですから、反社会勢力と判断されるような人間は採用されることはありません。

タトゥーが入っている人はそうでない人と比べて、反社会勢力の人間と判断される可能性が高まってしまいます。会社側からすると、あえて反社会勢力の疑いのある人間を積極的には採用することはありません。タトゥーが入っている人を採用することは、反社会勢力との関わりを持っているのではないかとの疑いがかけられてしまうのです。

社内でもめ事を起こしやすいと判断される

一般的に、タトゥーが入っている人は非常識で一緒に働く人や周りの人の気分を害することもあると考えられています。タトゥーが入っている人は職場や寮等であまり良いイメージを持たれることがありません。

期間工は寮で生活する人が多いですが、共同の浴場や共同の洗濯機を使うことになりますので、皮膚からの感染症等のリスクも高まってしまい衛生面でも問題があります。寮生活をしている他の期間工に迷惑がかかる恐れがあるのです。このようにタトゥーが入っている人は、職場や寮生活で問題が起こりやすい人間と判断されやすくなってしまいます。

企業イメージを落とすのを避けるため

企業は自社のイメージを大事にします。自社の工場からタトゥーが入っている人が出てくるようなことを頻繁に目撃されるようなことがあると、そういう人を採用している会社という目で地域社会から見られてしまいます。

また、自動車メーカーでは期間工も退社後や正社員登用後に自社の製品を購入する顧客になると考えています。つまり、自社で雇用した期間工が職場でのもめ事等で会社に対するイメージが悪化して、期間工として働いていたにも関わらず、他社の製品を購入してしまうということも考えられます。その悪いイメージが、家族や友人を通じて伝播していくという可能性もあるのです。

このように、企業イメージの悪化により自社の売り上げに響くこともあり得ます。また、従業員の不祥事等があると、世間から受けるブランドイメージにも大きな打撃を与えてしまいます。そのようなリスクが高いと思われる人は避けられやすくなってしまうのです。


隠してウソをついてもバレたらクビに

クビを告げられた期間工

 期間工に応募をした後は、面接会場で面接を受けることになります。その面接では、タトゥーが入っているかどうかを聞かれることがあります。その時にウソをついて、タトゥーが入っていないということを言って採用されたとしても、後でバレてしまったら規約等により解雇されることがあります。

採用後、採用者を集めて健康診断がありますが、その健康診断の会場で男性は服を脱いでパンツ一枚になります。その時にタトゥーを発見されてしまったら、その場で不合格となってしまうことがあります。

トヨタや日産では、この健康診断の際に厳しいチェックが行われていますので、シールや絆創膏で隠すなど、ごまかすことは難しいと考えたほうが良いでしょう。タトゥーが入っててもOKな職場を探す方が現実的となります。

ホンダなら、タトゥーがあっても採用OK

タトゥーが入った人が期間工に採用されるのはハードルが高いことということについて説明してきましたが、ホンダはタトゥーが入っている人も期間工として採用OKというスタンスです。

ホンダでは、タトゥーが入っているかどうかということが、期間工の採用合否に関わる基準となっていません。そのため期間工として働きたいがタトゥーが入っているためにトヨタや日産では採用されないという人が受けに来るケースも多いです。ホンダは、従業員がタトゥーを入れることを容認しているのです。

面接でタトゥーの有無を聞かれない

トヨタや日産では従業員がタトゥーを入れることを禁止されており、面接会場で必ずタトゥーの有無について聞かれます。タトゥーがあると答えると採用されません。トヨタや日産で面接時にタトゥーがあることを隠して面接を通過したとしても、健康診断の時や勤務中にバレたらすぐに解雇されてしまいます。

しかし、ホンダでは面接でタトゥーの有無を聞かれることはありません。タトゥーがあるかないかということで判断するのではなく、期間工として意欲的にしっかりと働いてくれるかどうかということが合否の基準となるのです。

タトゥーが入っていたとしても真面目な人はいますし、内面を重視した採用を行っています。ホンダでは、タトゥーについて触れられることはないので自信を持って面接を受けましょう。

健康診断で裸での受診は無い

トヨタや日産では健康診断の時に男性は服を脱いでパンツ一枚になり、健康状態と共にタトゥーの有無をチェックされます。
しかし、ホンダでは健康診断はありますが服を脱がされるということがありません。

通常の健康診断ですから、本来服を脱ぐ必要はないのですが、いかにトヨタや日産がタトゥーが入っている人を敬遠しているかが分かります。

その点、ホンダはタトゥーについて容認しているため、健康診断の際に服を脱ぐことを求めていません。

タトゥーがある人はホンダへ

タトゥーが入っている人が、期間工の応募をする場合は会社によっては敬遠されることがあります。
タトゥーの有無を聞かれたり、チェックされたりするようなトヨタや日産ではほぼ採用されないと考えましょう。タトゥーが入っていてもOKの職場を探すことが現実的な手段です。

ホンダではタトゥーが入っているかどうかということが、期間工の採用基準にはなりません。タトゥーが入っている人で期間工として働きたい人は、ホンダの期間工に応募することをおすすめします。

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