29万円!
寮費も無料!
メーカー | トヨタ |
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勤務した工場 | 愛知県豊田市上郷工場 |
期間工として働いた期間 | 2017年1月〜2018年1月の1年間 |
これから、期間工を始める人は、中途半端な気持ちでやらない方がいいと思います。
特に入寮する方は、なれるまでストレスがかなりたまると思うので、しっかりとした目的があった方がいいと思われます。
仕事のキツさだけでなく、精神的に着てしまう方もおられるので、注意してください。
これまでに肉体労働をしたことがないといった方は、筋トレやランニングなど行った方が身のためになると思います。
中には、腕がしびれたり、腱鞘炎になられた方もいましたので注意しておいてください。
目次
期間工の前は、配管工として働いていた
私が、期間工になる前の職歴は、5年間配管工に勤めていました。
当時の暮らしぶりはとてもいいもので、日給月給でしたが一日に1万2千円という金額をもらっていたので、平均的には30万程度のお給料を頂いていました。
また、実家暮らしだったこともあり、お金にはかなりの余裕がありました。
学歴の方につきましては、地元の私立高校が最終学歴となります。
学科は総合学科という学科でその中から好きな学科を選ぶというもので、建築を選考しておりました。
しかし、社会に出てからは別の道に進みましたので、あまり意味はなかったかなと今では思います。
タウンワークで期間工の仕事を知る
私が、期間工という仕事を見つけたのは、コンビニエンスストアに置かれている、求人情報の「タウンワーク」です。
「タウンワーク」を見ていると、最後のページにトヨタ自動車期間工募集とドデカく記載されたいたので、それで詳しく知りました。
当時は、一身上の都合により配管工を退職してしまい、無職だったので、直ぐにでも働きたいこともあって応募しました。
また、私は一度も地元から出たことがなかったので、ここで県外に行ってみたいといった気持ちもあり、期間工を選びました。
同時にお給料もそれなりによさそうだったので、軽い気持ちで「よし!期間工をやろう。」と決意したのです。
高待遇、圧倒的知名度のトヨタを選ぶ
上記でも述べましたが、とりあえず早く仕事に付きたかったのと、県外に出てみたい気持ちで、「タウンワーク」から情報収集をしました。
なぜ私が、トヨタ自動車を選んだのかと問われますと、それは日本で一番有名な自動車メーカーだからです。
また、今の状況はわかりませんが、当時の他の自動車メーカーの期間工と比べても、一番お給料が良かったのでトヨタ自動車を選びました。
勤務地に付きましては、愛知県に地元の友達がいたのもあり、「ここなら安心だろ」といった気持ちで選びました。
タウンワークの求人だけで即決で応募した
私は、「期間工.jp」は利用してません。こちらも上記でも述べましたが、地元のコンビニエンスストアで「タウンワーク」で決めました。
なので、私はほぼ求人情報を探していません。
当時は、直ぐにでも県外で仕事に付きたいといった思いが大変強かったので、期間工を見つけた瞬間に「これだ!」と思い即決でした。
応募方法は、求人広告に記載されていた電話番号に直接電話し、名前や年齢などを聞かれて選考会の日時や会場などの情報を教えてもらいました。電話の対応もしっかりとされていて、とてもスムーズに話が進んだのが、とても印象的でした。
選考は面接のみで、気さくな面接官であった
私が受けた、トヨタ自動車の企業選考会では、面接のみで筆記テストはありませんでした。
更に、その面接では簡単な経歴を述べ、その後は世間話をして直ぐに終わりました。
面接官にもよるのでしょうが、「こんなに短い面接があるんだな」とびっくりしたほどです。
しかも、その後たまたま喫煙所で面接官と出くわし、仲良く世間話をしたことを今でも忘れません。
とても気さくな面接官で、楽しく面接できました。
「こんなもので受かるのだろうか?」と、とても心配になりましたが、数日後に合否の書類が届き無事に合格していました。
エンジンの組付けをする工程を担当
私が勤務していたトヨタ自動車の上郷工場での具体的な作業内容は、「エンジンの組付け」になります。
鋳造から送られてきた、エンジンの外枠の中に様々な細かい部品を取り付けるのが、私の役割でした。
細かな部品なので、最初はとても神経を使いました。
また、1日に300台程度の台数を製造するのが当たり前でしたので、休憩以外は1秒たりとも止まることなく働き続けました。
なので、体力的なキツさはかなりのものでした。
しかし、以前わたしは配管工に勤めていましたので、体力には自信があり、何とか乗り切ることができました。
勤務スケジュールは、基本は2交代の週休二日制となっています。
2交代なので、夜勤と昼勤にわかれており、昼勤上がりの週末は3日後の夜勤までお休みになるので、かなり時間に余裕がありました。
残業は、基本的に毎日2時間だったので、かなりきつかったです。しかし、その分お給料に加算されるので、やりがいはありました。
お風呂は大浴場つき、個室シャワーがあるワンルームマンションタイプ
私が、住んでいた寮の名前は「アリビオ大林」というところでした。
立地につきましては、豊田市の田舎町で上郷工場から車で10分程度、歩いて20分~30分程度だったので、とても良い場所でした。
間取りに付きましては、ワンルームに洗面所がついるのみで、とても狭かったです。
設備はエントランスがオートロックとなっており、10回以上ある建物だったので、エレベーターもしっかりと付いていました。
また、大浴場やシャワールーム、洗濯機などは共同で付いていました。もちろん無料で使用できます。
寮のキレイさですが、現在は分かりませんが、当時はトヨタ自動車の中でも1番綺麗な寮ともいわれていました。
実際には、建物は綺麗なのですが、共有スペースはよく散らかっており、綺麗とは言い難いものとなっていました。
上司とも人間関係は良好で気さくで優しい人が多かった
私が勤務していた部署の人間関係は、とても良かったです。
上司は優しい方が多く、仕事でミスを犯しても、優しく対処して下さる方でした。
先輩や同僚も、とても気さくな方が多くいて、休日にはご飯を食べに行ったりした思い出もあります。
女性の方は、やはり少ないので、特にこれといった話題はありません。
中には、数少ない女性の方とお付き合いなどしている方もいらっしゃるようです。
しかし、工場の中に女性の方は数える程度で本当に数人なので、あまり関係を持つケースはないと思います。
休日は繁華街へ遊びに行ったり、観光地に行ったりと充実
休日には、愛知県というだけあり、名古屋の繁華街へ良く出かけていました。
周りの期間工の方々は豊田市の繁華街で飲み歩く方が多かったです。
しかし、せっかく愛知県に来ているのだから、名古屋まで遊びに出ていました。
名古屋はとても都会なので、何でもあり、買い物や美味しいものを食べたり、飲み歩いたりしました。
また、動物園や水族館もありましたので、そちらも観光したのはいい思い出となりました。
休日で予定が全くない時には、近くのスポーツジムで汗を流したりしたこともありました。
また、アリビオ大林の周りはとても田舎なので、ランニングをするととても気持ちが良かったです。私の休日はこの様な感じで過ごし、とてもいい思い出ができました。
単純な流れ作業と夜勤がつらかった
期間工で働いて辛かったことは、やはり流れ作業といった点になります。
ひたすら同じ作業、同じ動きを繰り返すだけなので、面白みに欠けますね。
また、体もガチガチになりますので、休憩中にはストレッチなどしていました。
後は、勤務時間が辛かったです。
最初の頃は、なかなか夜勤に慣れることが出来ずにいました。
また、朝方明るくなってからは眠りにつくことが出来ずに、大変苦労しました。
昼間に目が覚めることもあり、仕事中に体がきつくなることもしばしばでした。
満足できなかったことは、辛かったことと同じく、流れ作業と時間帯ですね。
大手メーカーで働くことで今までにない経験をした
自動車メーカー大手のトヨタ自動車で働けたことは、とてもいい経験になりました。
一日にこれほどの台数を作り上げることが出来るのには、大変驚かされました。
1人1人が、様々な役割を任されて、効率よく自動車を組み立てていっているのを生で見た時は、とても感動させられました。
また、上司などの教育体制もしっかりとされていて、作業のことだけではなく、安全についても指導がいきわたっていました。とてもいい経験になりました。
また、これまでにやってきた仕事とはかけ離れたものだったので、凄く勉強になりました。
後は、自分の部署の方々や同期の方々と仲良くなれたことも期間工として働かなければ、ありえないことだったので、本当に良かったです。
仕事になじめない、人間関係に悩む人が辞めていった
私の同期には、4分の1程度の方々が契約満了前にやめていかれました。
中には、行方不明になったものまでおられました。
理由にはやはり仕事になじめない、人間関係がうまくいかないといった点が大きいと私は思いました。
これまでに、肉体労働をしたことがない人には、とてもキツイ仕事なんだろうなと思わされました。
また、その行方不明になられた方は、とても無口な方でなじめなかったのだろうなと思います。
仕事を辞めるということも、言えないほどきつかったのでしょう。
満了後は夜の仕事に就く
期間工の終了後は、地元に帰って夜の仕事につきました。
接客業なので、また違った経験になりました。
トヨタ自動車では、あまり濃いい人間関係はありませんが、その後の仕事では接客業ということもあり、毎日楽しく生活できました。
トヨタ自動車が楽しくなかったわけではないですが、やはりそういった仕事と比べると、少し楽しさに欠けるものがあるのかなと思います。
ですが、自動車の工場はこういった雰囲気なんだなと、人生経験にも繋がり、今現在の仕事にも生かされていると思っています。
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